作家の時間〜3時間目〜
今日で3時間目の作家の時間。
ミニレッスンに時間をかけすぎないために、
今日は、タイマーを用意してみました。
4時間目の始まりのチャイムとともに、10分にセット。
子どもたちが席について、作家ノートが出そろうまでに、
およそ2分程度かかり、ここから、今日のミニレッスン。
今日は、題材集めや話の展開を進める方法として、
マインドマップについてレッスン。
「好きなこと」から、たくさんの思考の枝を伸ばしていく練習をしました。
そして、「ビビビ!」とタイマー音。
そして、ひたすら書く時間へ。
まず、席の移動に悩みながら、自分の書く位置の確保!
見ていると、3分の1の子は、一人で。
残りは、2〜3人のグループで書いています。
一人で集中したい子は、
やっぱり、すでに書きたいテーマを持っている子が多いです。
作家の時間の進展とともに、だれと書くか、どこで書くかなど、
どう変わっていくのでしょうね。
修正、校正、清書、出版などの活動が入ってくると、
また、関わりも変わっていくはずです。
今日も子どもたちは、やわらかく集中し、やわらかく相談し、
いい感じでえんぴつを進めていました。
最後の、ふりかえりの時間。
今回は、教室の4人グループで、
「お互いに自分の作品を一つ読み聞かせる」
という活動をしました。
9の班があるので、お互いの声が響き合って、
少し聞こえづらい状況です。
「まだ、人に読むのははずかしい・・」という子も多かったので、
どんな様子か注意深く見ていました。
修正のない下書き、思いつきの文章は、
よく聞いていていても展開が分かりづらかったりします。
そんな状況のなかですが、
子どもたちは「聞こう!」という姿勢をみせて、
けっこう盛り上がっていました。
特に、盛り上がっている班では、
一人の子のノートをみんなで指で文字を追いながら、読んでいます。
頭を寄せ合っている関係は、
見ていて気持ちがあったかくなります。
お互いの作品を発表し合ったり、
いいところを伝え合ったり。
刺激し合ったり。
「作家の時間」において、
「ふりかえり」の時間は、「書く」に次いで、大切にしたい場面です。
お互いを温め合えるような時間にするために、
スモールステップで、工夫していきたいところです。