家庭訪問スタート!《4/20》

家庭訪問が始まりました。
毎年、楽しみにしています。

各家庭への訪問は、
目の前の子どもたちにも、
やっぱり生活があることを再確認する時間です。

お母さん、お父さんの我が子へのまなざしに触れるにつけ、
自分がクラスで受け持つ子が、
自分とは別の人生を歩んでいることを
改めて実感します。

学級王国って言葉があります。
他人の目が入りにくい世界に、大人は教師だけ。
「早く!」「静かに!」。
気がつけば、子どもを追い立ててしまっている。
自分の思いだけで、
子どもを振り回してしまうことも。

そんな時に、ふと思い出すお母さんやお父さんのまなざしは、
「ゆっくり、その子らしさを見ていこう!」
そんな気持ちにせてくれます。

家庭訪問は本当に短い時間ですが、
クラスの人数分の「その子らしさ」に出会うスイッチを
もらって帰っている気がします。