テストを、「その場で採点!やり直し!」で行ってみた。《5/13》

今日は、4年生になって初めてのテストがありました。
(算数「大きな数」)

今日のテストを行うにあたって、一つの試みを行いました。
それは、テストを「その場で採点し、やり直しする」というものです。

通常、テストを行う場合、
テストが終わると、その場で回収し、採点するのは、その放課後。
でも、会議やその他の用件で採点ができず、
つい、あとで・・・ということがよくあります。
そして、テストを返すのが、さらに遅れてしまう。

これを、子どもの立場で考えてみるとどうでしょう。
テストの結果が気になるのは、きっと、テストが終わった「直後」です。

「こう考えたけど、よかったのかな?」
「ああ、あそこの答え、何だろう?」

しかし、テストが終わり、休憩し、他の授業を受けていると、
そんな疑問はいつの間にかなくなっていってしまいます。

そして、テストが返ってきたときには・・・・。
そのテストが返ってくるのが1週間後だったら・・・。

子どもたちのテストへのモチベーションの一番高い、
テストを行ったその場で採点し、返すことができたら、
きっと、自分の間違いをふりかえりやすく、
次に生かせるのではないだろうか?

そんな考えをもって、
今回のテストで、「その場で採点し、やり直しする」を試してみました。

《ふりかえり》
・子どもたちは、採点後のやり直しを意欲的に行っていた!
・それだけでも、「その場で採点し、やり直しする」は価値がある試みだと思う。
・課題も多い。
 1 採点が大変!
 2 教師は採点に追われるので、テスト中の子どもたちの前向きな姿勢が求められる。
   (集中してテストを受ける。
    カンニングをしない。
    やり直しが終わったときの時間の過ごし方、など)
 3 テストに時間がかかった場合、やり直しの時間がたりない。
   (今回、数名ほど足りなかった)
 4 休みの子がいたときはどうする?

しかし、今の所、メリットの方が大きいので、当面は、可能な範囲で、「その場で採点し、やり直しする」を行ってみたいと思っています。