学びの原則!《読書メモ〜「考える力」はこうしてつける》

少しずつ、読書の時間を!

「考える力」はこうしてつける

「考える力」はこうしてつける

学びの原則とは、近年、解明されてきた脳の機能に基づいたもので、
以下のようなものがあるそうです。

これを踏まえた上で教えるのと、無視した形で教えるのとでは、
学びの質が大きく変わってきます。

1 誰もが学んでいる。
  (学び方やスピード、動機が違うので、多様な学び方が必要)

2 楽しいと、よく学べる。
  (人は頭だけでなく、心や身体を使って学ぶ。
   不安があると学びにくい。雰囲気づくりが大切)

3 参加できると、よく学べる。
  (聞いているだけでなく、主体的に動き、考える時間が大切)

4 身近で意味のある内容を扱うと、よく学べる。
  (それまでの体験や知識を踏まえ、意味を感じるとよく学べる)

5 選択できると、よく学べる。
  (与えられたものをこなすより、自分が選んだものの方がよく学べる)

6 十分な時間があると、よく学べる。
  (一度にたくさんは学べない。身に付くまで練習できることが大切)

7 協力しあうと、よく学べる。
  (競争したり、バラバラで学ぶより、相互にやりとりした方がよく学べる)
   →「今日、何人かでできたことは、明日、一人でできる!」

8 ふりかえりとフィードバッックがあると、よく学べる。
  (自分自身のふりかえり、教師や友人からのフィードバックがあるとよく学べる)

9 ほめること。そして、他の人に教えると、よく学べる。
  (よく学べたときはほめる。
   他の学習者に教えるチャンスがあると、さらに意欲がわく)


どれも大切だと実感します。
教室での学習を計画するときの、
大原則にしたいです。