教室に、やわらかい声をひびかせる。

6月11日・12日、ちょんせいこさんの
「ホワイトボード・ミーティング・トレーナー養成講座」
に参加してきました。

seiko's diary(ちょんせいこさんのブログ)
http://d.hatena.ne.jp/chonseiko/20110616/1308181514

その中で、ちょんせいこさんが語っていたこと。

「講座のときには、必ずマイクを使うようにしています。
 人数の多い場所でマイクなしで話をすると、
 どうしても声をはってしまいます」

これ、大切なことだなあと感じました。

教室で話すとき、説明するとき、
みんなに聞こえるようにと、
お腹に力を入れて、しっかりと
声を出すようにしています。

特に、教室がさわがしいと、
それに張り合うように、
大きな力で声を届けようとしてしまいます。

力の入りすぎた、大きすぎる声って、
聞き続けるのは、やっぱりきつい。

これに、そのときのイライラや怒りが混ざり込んでしまうと、もう・・・。

子どもたちに語りかけるときは、
リラックスしたやわらかい声でいきたい。

そのためには?

教室があたたかい空気でつつまれていること。
自分以外の人の話を聴く姿勢が育まれていること。
お互いの存在を尊重できていること。

うまく言葉にできませんが、
そんなものが必要な気がします。

童話「太陽と北風」では、
旅人のコートを脱がすことができたのは、
力の強い北風ではなく、
旅人をあたため続けた太陽でした。

子どもたちの心に届く声は、
大きな声ではなく、
あたたかく、
やわらかい声に、
ちがいありません。

やわらかな声が教室にひびくような、
そんな環境をめざしていきたいです。