この夏の課題図書

少しゆっくりできる夏休み。
気になったまま積んであった本を、じっくり読み込んでいきたい。

1月の冬休みに何度も読み直したのが、
「オランダの個別教育はなぜ成功したのか イエナプラン教育に学ぶ」

オランダの個別教育はなぜ成功したのか イエナプラン教育に学ぶ

オランダの個別教育はなぜ成功したのか イエナプラン教育に学ぶ

子どもたちの個別の課題に対するための、様々な考え方やアイデアがつまった本です。イエナプランの影響が日本の公立学校に入ってほしい!と願わずにはいられません。そのために、自分に何ができるだろうと考えます。



春休みに熟読して、新学期に備えたのが、
「よくわかる学級ファシリテーション1—かかわりスキル編」

よくわかる学級ファシリテーション?―かかわりスキル編― (信頼ベースのクラスをつくる)

よくわかる学級ファシリテーション?―かかわりスキル編― (信頼ベースのクラスをつくる)

今も何度も読み返し、学級経営に活かしています。



この夏休みに取り組みたいのが、
「マルチ能力が育む子どもの生きる力」

「マルチ能力」が育む子どもの生きる力

「マルチ能力」が育む子どもの生きる力

「マルチ能力」とは、社会の中で大人たちがどのように生き、どのような能力を活かして生活の糧を得ているのかを調べ、整理した結果に基づいて生まれた考え方です。人間の持つ8つの能力が説明されています。
1 言語能力
2 論理的、数学的能力
3 空間能力
4 身体、運動能力
5 音感能力
6 人間関係形成能力
7 自己観察・管理能力
8 自然との共生能力
学校教育においては、教科書を中心にして、「言語能力」「論理的、数学的能力」を使う課題の比重がとても高くなっています。テストで測られる能力も、「言語能力」「論理的、数学的能力」がほとんどです。しかし、人間には様々な能力があり、社会においても、様々な能力を活かして、私たちは生活しています。
「マルチ能力」の考え方を持っておくことは、子どもたちの学びやすさと学びにくさ、得意な課題や苦手な課題、何より、子どもたちの可能性そのものを考えていくために、とても大きな視点を与えてくれそうです。