会社のじかん 《五つ星制度》を子どもたちと作ろうと思う!

子どもたちの「やる気」満々の会社のじかん。
子どもたちの様子をアセスメント(評価)してみる。

《今の様子》
・自分たちのやりたいことがやれて、楽しんでいる。
・初めてのことで、ワクワクしながらやっている。
・仲のいい友だち同士で活動できるので、安心して活動できている。
・ほめる機会がたくさんあるので、子どもたちのいい顔が見れ、いい関わりがつくれる。
・前向きで、楽しいアドバイスができる。
・子どもたちも信頼して応えてくれる。

《課題》
・休憩時間も一生懸命やっているのはいいが、授業時間のチャイムで切り替えができない。
・「みんなの役にたつもの」というより、「自分たちが楽しいもの」になりがち。
ごっこあそびに近いので、次のステージに向かう手だてがいる。
・材料の充実をどうやって果たしていくか。
・持ってきていいものとわるいものの区別、ルールづくり。
 (色ペン、キラキラペンなどは、授業で使うときはOK
  いらなくなった文具やおもちゃなど、もともと商品だったものはNOなど)

自分たちの活動をレベルアップしていくしかけ、
あそびを学びへとつなげていく視点として、
「自分たちの活動がクラスの役に立っているか」について、
子どもたちと考えていきたい。
そこで、《五つ星制度》を作ることを子どもたちに提案してみようと思う。

会社活動のレベルを、評価基準にあわせて、
五つ星☆☆☆☆☆
四つ星☆☆☆☆
三つ星☆☆☆
二つ星☆☆
一つ星☆☆
に分けるもの。

評価の基準については、子どもたちと一緒に考えていきたい。
一緒に考えることによって、会社のじかんで大切にすることを共有していきたい。
そのようにして、みんなで大切にするもののなかに、
「自分たちの活動がクラスの役に立っているか」を入れていきたい。

自分たちで評価をつくり、
自分たちで五つ星をめざし、
五つ星に誇りを持つ。
そんな活動になればいいと思う。

遊びの持つパワーが、周りの人を幸せにする活動へつながっていけば、
本当にすばらしい!