新年度の友だちづくりの不安

ふりかえりジャーナルを読んでいると、
子どもたちはみんな不安をもって新学期をスタートしたことがよく分かる。

この時期、教室をできるだけ早く安心した場にしていく努力が必要だと感じる。
ゲームやグループ活動などを通じて、
子どもたちをお互いにつないでいくきっかけづくりを意識して行っていきたい。

そういう意味では、
「会社のじかんをきっかけに、友だちができた」という声はやっぱりうれしい。
「会社のじかん」は、《ほめ機会》にあふれている。
 すばらしいアイデア、協力の姿、行動力とエネルギー
 子どもたちのどの活動を見ても、心から感心する場面がいっぱい!
「会社のじかん」からは、そんなプラスの時間が生まれてくる。

教室のルールや学習規律 宿題チェック、キレイに字を書かせる指導など、
気になることも多い時期だけど、
まずは、子どもたちとの信頼関係を築いていくことを最優先にしたい。
そんな活動をたくさん用意していきたい。
特に、前の年、いろいろ注意を受け続けたであろう子には、
「あたたかい(言葉とまなざしの)毛布」を渡すことから始めたいと思う。