5月のふりかえりと、6月のチャレンジ!

5月をふりかえり、次の1ヶ月に生かしていきたいことを記しておきたいと思います。



1 5月は、なんといっても「子どもたちは運動会の練習がんばった!」につきます。ソーラン節(南中ソーラン)は、子どもたちもノリノリで、意欲的に取り組むことができ、練習の時間もとても有意義でした。4年生みんなでがんばっていく気持ちも持てたのではないでしょうか。ハッピづくりもありました。運動会に向けた4年生全体の取り組みが、今後の学年行事を支えていってくれそうです。

2 サークルタイムは少しずつレベルアップしています。月曜一時間目に加えて、5時間目の最初の15分をミニ・サークルタイムとして、クラス会議を行うことにしました。授業のチーム学習の中で、体育の準備運動、クラス活動での話し合いなど、いろんな場面でサークルで活動する場面があります。お互い顔を合わせて、交流すること、話を聴きあうこと、支えあうこと、協力すること・・・これを4年3組のベースにしていきたいです。

3 教室の座席を、アイランド型(常に4人が向き合っている形)にしました。それにともなって、授業の学習方法も、活動的、体験的、協同的に移行してきています。子どもたちとの関わりも、「教える」よりも、「しかける」「そばで見る」「アドバイスする」「相談にのる」といった場面が増え、子どもたちの主体的な活動量が増えてきています。いい方向で変わってきているように思います。この形に慣れて、チームで支え合い、学びを深めていきたいと期待しています。


4 「ふりかえり」もいろんな場面で意識して行っています。子どもたちも徐々になれてきました。同時に、ふりかえりの難しさも実感しているところです。ふりかえりのよさを、授業の中でもどんどん取り入れて、学びを深めていきたいと思います。


新しく始めた活動はどうだった?
「YESファイル(ポートフォリオ)」は、表紙を書き終え、自分のいいところや会社の時間の思い出など、少しずつページを増やしています。子どもたちは楽しめていますね。いろんな機会に、いい思い出や楽しかった時間、自信になりそうな足跡など、たくさんファイルに残していきたいと思います。

「ホワイトボードを使った活動」 今は、ホワイトボードに慣れていくことを目的に、グループ活動の中で少しずつ使う機会を増やしています。コルクマットのスペースに掲示板として置いて、子どもたち同士の交流にも利用しています。

「朝の連続小説」は、『窓際のトットちゃん』を続けています。子どもたちは自然に静かに聞いていますが、反応はいまいちかな? 自分自身も初めての取り組みなので、子どもたちがどれほど物語に入っているのか、楽しめているのかは分かりません。教師の自己満足に陥らないためにも、今度、「窓際のトットちゃんどう? 朝の連続小説の時間はどう?」という内容を子どもたちに聞いてみたいと思います。本を読んでもらい、聞くことは好きそうなので、場合によっては別の本にしてもいいかなあと思っています。

6月に取り組んでいきたいこと
1 授業づくりに力を注ぎたいと思います。運動会の練習で、各教科ともかなり進度が遅れています。今月は、この遅れを取り戻すとともに、クラスの学習文化を軌道に乗せていきたいところです。「チーム学習」「体験的な学び」「協同的な学び」を大切にしながら、しっかりと学習に取り組んでいきたいと思います。

2 4月、5月に取り組んできた様々な活動を、じっくり取り組み直していきたいです。サークルをつくりこと、ふりかえりのしかた、会社のじかんの目的、ホワイトボードを使った活動など、一つひとつじっくりと取り組んで、クラスのベースを太く、揺るぎないものにしていきたいです。

3 オープンクエスチョンでの対話に力を注いでいきたいです。ペアで、グループで、お互いの話を聞き合う活動は、子どもたちにとって経験が少なく、苦手な活動です。しかし、コミュニケーションする力は、子どもたちにとって本当に大切な力の一つです。「オープンクエスチョンの技術」はコミュニケーションの力を育てていく上で、とても具体的で確かな技術です。この技法を、子どもたちと一緒にたくさん練習していきたいです。