じしゅべん発表会が近づいてきました!

11月13日(日)の日曜参観日。
今、取り組んでいる「じしゅべん」の発表会を行います。

国語の時間、ホワイトボードを使って、「何をどのように発表するか」について発散し、
黒板に、「何を発表するか」を書いてもらいました。

そして、発表のセリフと素材づくりをスタート。

ここで、あんなにエネルギッシュに活動していた
子どもたちの活動がやや停滞・・・。

そう、苦手なのです。

今までは、「好きなこと」を思う存分、やっていたのですが、
「友だちに分かるように発表する」という与えられた課題となると、
一気にモチベーションがさがっています。
現金なものですね(笑)

「漢字や計算の勉強も大切だけど、
 中学校や高校を卒業して、社会人になったらね、
 この発表する力が、とっても役に立つんだよ。
 会社に入る時の面接も、自分のことを上手に発表する力がいるでしょ。
 お店でお客さんに商品を説明して売るにも、発表する力がいる。
 スーパーで物を売る時でも、そうだよね。
 会社で自分のやりたいことを仲間に伝えるのも、発表の力が必要なんだよ。
 プレゼンテーションって言うんだけどね」

子どもたちに、こんな話をして、
「上手な発表のしかたを学んでいこう」と励ましました。

どんな発表をしたらいいか、悩みながらも、
少しずつ素材が出来上がっていきます。
このときに子どもたちの力になっているのは、
やっぱり「これまでの経験」です。

3年生のときまでに、「発表の経験」を積んでいる子ほど、
自信をもって取り組んでいるのが分かります。
「発表のイメージ」があるから、
自分がやりたいことをイメージできるんですね。

今回のじしゅべんの取り組みが、
今後の子どもたちの「発表の力」につながっていってほしいと願っています。

試行錯誤しながら、
また、友だちのいいところを学びながら、
自分たちの発表の材料を作り、
練習を始めています。

手芸人形劇のチームは、脚本づくりを終え、
ようやく舞台設営に取りかかっています。

かわいい舞台ができて、満足そう!
劇の練習にも身が入ります。

ピタゴラスイッチのチームは、
ロープウェイの着地のビー玉の受け渡しのところが、
何度やってもうまくいかず・・・
でも、最後のチャレンジを続けています。

「もし、成功しなくても、
 そこまでの発表をしたらいいよ。
 ここを目標にして、こんな工夫したけど、失敗でした。
 次には、なんとか成功したいです!
 って感じでも、いいと思うよ。
 十分、○○くんのやってきたことは伝わるよ」

こんなふうに伝えたけど、
やっぱり成功して、発表を迎えたいよね。
納得いくまで、がんばれ!

今回は、参観日の発表を、モチベーションアップの材料にしています。
日にちが迫っていて、少しあせってきたようですが、
こんな子どもたちの、発表にはあらわれないような、
たくさんの試行錯誤と努力の積み重ねを、
何とか家の人にも伝えたいな〜と思います。