「ライティング・ワークショップ」と 「リーディング・ワークショップ」

子どもたちが、受け身で学ぶだけでなく、
自ら学んでいく力をつけていくためには、
そういった力を身につけるための学習経験が必要です。

その一つとして、
「ライティング・ワークショップ」
「リーディング・ワークショップ」
に注目しています。

ボクたちが「自立した学び手」となるために、
「読む力」「書く力」は欠かせません。

この「読む力」「書く力」をつけるための、
考え方と具体的な実践が、
「ライティング・ワークショップ」
「リーディング・ワークショップ」の中にあります。

リーディング・ワークショップ?「読む」ことが好きになる教え方・学び方 (シリーズ《ワークショップで学ぶ》)

リーディング・ワークショップ?「読む」ことが好きになる教え方・学び方 (シリーズ《ワークショップで学ぶ》)

ライティング・ワークショップ―「書く」ことが好きになる教え方・学び方 (シリーズ・ワークショップで学ぶ)

ライティング・ワークショップ―「書く」ことが好きになる教え方・学び方 (シリーズ・ワークショップで学ぶ)

主に、欧米で始まった活動ですが、
これまでの日本の読解(読み取り)学習や作文教育とは、
「学び」へのアプローチを大きく変えています。

その目的は、「自立した読み手」「自立した書き手」を育てること。
なにより、読むことを、好きになってもらいたい!
書くことを、楽しんでもらいたい!
そのための具体的な方法がたくさん書かれています。

日本でも、少しずつ取り組む人が増え始め、
読む力、書く力をつけた子どもたちが、たくさん育っています。

自分のクラスでも、こんな時間を、ぜひつくっていきたい。
テストのためや先生に出された課題だから「読む」「書く」のではなく、
「読むことが楽しい!」「書くことが楽しい!」。だから、「読む」「書く」。
そんな「自立的な学びの時間」をつくっていきたいと思っています。

そうは思っても、身近に実践している人はなく、
なかなかやり方が分からない。

まずは、自分の目指す実践をされている岩瀬直樹さんのブログをたよりに、
自分のクラスにあった形で、少しずつ実践していこうと思っています。

いわせんの仕事部屋
http://d.hatena.ne.jp/iwasen/

今は、「読み」の力をつけることから。
目標は、三学期の終わりに、ブッククラブ(文学サークル)の活動ができること。
グループで一冊の本を選び、その本をメンバーで、
楽しみながら読み深められたらいいな、と目標を持っています。

「書き」については、
1月から、「作家の時間」をスタートさせようと思っています。