感想文、まわし読み!

国語「ごんぎつね」の学習を終わって、
最後に感想文に取り組みました。

今回は、子どもたちが半分ぐらいを書き終えたあたりで、
「まわし読み!」をしました。

クラスを3つのグループ(1グループ12人〜13人)に分けて、
友だちの文章を読み合います。

「チン!」のペルの合図で、読んでいた用紙を、左の友だちに回し、
自分に回ってきた文章を読みはじめる。

子どもたちは、興味深く友だちの作品に目を通していました。
人によって文章の量に差があります。

「読み終わった人は、この文のどこがいいか。
 まねしたいところがないか、読み直してみてね」
と声をかけました。

1分×13回。
15分程度の活動でしたが、この活動のおかげて、
その後、自分の文章を書く時の進み具合が、よかったように思います。

友だちの感想文を読む機会は、
作れそうで、なかなか作れません。

文章を書く段階で、このような形で友だちの文書に触れるのも、
けっこう効果的だと感じました。

何より、友だちの考えや書き方が、
お互いのよいモデルになるし、刺激になる!
時間もあまりかかりません。

「まわし読み!」
教科のノートや図工の絵など、いろんな場面でも使えそうです。