学びの原則に沿って!

「学びの原則」とは、
脳の機能研究にも基づいており、人が効果的に、よく学ぶために、大切なこと。
以前、このについて残していましたが、
http://d.hatena.ne.jp/kawasenn/20110527/1306505786
子どもたちのじしゅべんの様子に触れ、改めてその大切さを実感しています。

「学びの原則」

1 誰もが学んでいる。
  (学び方やスピード、動機が違うので、多様な学び方が必要)

2 楽しいと、よく学べる。
  (人は頭だけでなく、心や身体を使って学ぶ。
   不安があると学びにくい。雰囲気づくりが大切)

3 参加できると、よく学べる。
  (聞いているだけでなく、主体的に動き、考える時間が大切)

4 身近で意味のある内容を扱うと、よく学べる。
  (それまでの体験や知識を踏まえ、意味を感じるとよく学べる)

5 選択できると、よく学べる。
  (与えられたものをこなすより、自分が選んだものの方がよく学べる)

6 十分な時間があると、よく学べる。
  (一度にたくさんは学べない。身に付くまで練習できることが大切)

7 協力しあうと、よく学べる。
  (競争したり、バラバラで学ぶより、相互にやりとりした方がよく学べる)
   →「今日、何人かでできたことは、明日、一人でできる!」

8 ふりかえりとフィードバッックがあると、よく学べる。
  (自分自身のふりかえり、教師や友人からのフィードバックがあるとよく学べる)

9 ほめること。そして、他の人に教えると、よく学べる。
  (よく学べたときはほめる。
   他の学習者に教えるチャンスがあると、さらに意欲がわく)

これを大切に、じしゅべんの時間を過ごしていきたいです。