自由実験の日に向けて!
理科のクラス目標の一つに、
「三学期の最後に、自由実験を行う」というのがあります。
自由実験とは、
「自分たちでやりたい実験を、
理科室のすきな器具を使って、
自由に実験する」
というものです。
理科室には、いろいろ危険な薬品や使い方の難しい器具もあるので、
子どもたちが自由に触れないようにしたあります。
でも、子どもたちが「自立的に学ぶ」ためには、
ある程度、自由に、子どもたちの判断のもとに、
好きに実験ができる機会をつくりたいものです。
そこで、教科書のカリキュラムにそった実験を、
教師の指導のもと、できるだけ自主的に行い、
自分たちだけで実験を進めていく素地を養い、
「これなら、自由実験ができそう!」な経験と人間関係ができたら、
「みんなで自由実験を楽しもう!」という目標をたてています。
現在、理科は、「姿を変える水」という単元をしています。
今日の実験の一つに、水蒸気を集めて、ビニール袋をふくらませる。
というのがありました。
自由実験に向けて、今回も、
「教科書を見て、自分たちで必要な器具を考え、準備をする」
ところから始めました。
このような感じで実験を進めているので、
子どもたちもずいぶんと上手になってきました。
今回、水蒸気でふくらましたのは、
給食のおにぎりを作るために教室に配備されている
ビニール手袋。
水蒸気の力によって、ムクムクと指が立ち上がっていく様子に、
子どもたちは大興奮!
子どもたちは、実験が本当に大好きです。
実験の、ミニレッスン(説明)→活動→ふりかえり(まとめ)
という、学習の流れが、
子どもたちのリズムにもあっているのでしょう。
子どもたちの自由で学びに満ちた時間、
もっともっと作っていきたいなと思います。
そして、自由実験の時間。
ぜひ、実現したいです。