ビーイング〜いいクラスって?《4/13》

1 黒板メッセージ
  児童朝会の連絡(隊形を図で示す)

2 児童朝会

1時間目 音楽
  ・音楽の先生の授業開き 
   見ていたいところだけど、じゃまにならないように教室へ戻る。
   教室で子どもたちと「くつろぎと交流のスペース」を作る準備をする。
   コルクマットを用意。

休憩 子どもたちがさっそく、スペースづくりを開始した。

2時間目 算数
  1 「くつろぎと交流のスペース」について子どもたちと少し話し合う。
     ・これからみんなでこの教室を一緒につくっていきたいこと。
     ・その一つとして、このスペースがあること。
     ・スペースの利用方法について、みんなで相談して決めること。
  2 名前ゲーム
     ・みんなの名前を楽しく覚えながら、クラスの雰囲気をあたためるゲーム。
     ・「○○くん」パン、パン、「はーい!」、パン、パン、
      「△△さん」パン、パン、「はーい!」と続くゲーム。
     ・何度かみんなでチャレンジ!
     ・失敗した子に、ドンマイコール!
     ・最後に、全員まわるのに何秒かかるかチャレンジ!タイムを予想。
     ・ぴたり賞がでたら、今日の宿題なしにしたら盛り上がった。
     (しかし、ぴたり賞いなかった)

3時間目 特活
  1 そうじの担当を決める
     ・各場所の人数を確認。
     ・自分の好きな場所に行く。
     ・希望が重なったところはジャンケン!

  2 学級代表を決める
     ・まず、学級代表の決め方を確認。
     ・学級代表は、「しきるのが上手」とか、人気がある」
      「勉強やスポーツが得意」な人が選ばれやすいけど、恥ずかしがりやでも
      「クラスのことを一番考える人」になってほしいことを伝える
     ・立候補した人には、このクラスの代表委員(D.I.)になってもらい、
      これから学級代表とともに、
      クラスを楽しくする活動をしていくことも提案。
     ・学級代表は、立候補者の中から選挙で選ぶ。
     ・立候補の前に、クラスのことについて考える時間を少しとった。
 
  3 クラスのことを考えるビーイング
     ・4人ずつのグループに分かれる。
     ・各グループにB4用紙と黒マジックを配る。
     ・インストラクション。
     ・上に大きなハートの形をかきます。黒板に書いてみせる。
     ・ハートがいやだったら、ハッスル君のかたちでもいいよ。
      (9グループのうち、ハッスル君6グループ ハートが3グループ)
     ・この形の中に「いいクラスのイメージ いいクラスの条件」などを書いてね。
      いいクラスって、どんなクラス?
      (仲がいい、思いやりがある、ケンカが少ない、など意見がでる)
     ・そう、そんなのを、自由に、どんどん、書いていってね。
     ・そして、形の外に、「いやなクラスのイメージや条件」を書いてね。
     みんな一斉に書いていく。4人同時に書いているところもあれば、
     紙をまわして書いているところも)
     10分ぐらいほとんどのグルプが書き終わった。ここで休憩。


4時間目 特活
  1  クラスのことを考えるビーイング、つづき
     最後に、メンバーの名前を書き、色鉛筆で5分ほど飾って終了!


     《ビーイングに書かれていた子どもたちの言葉》
     いいクラス
     ・なかがいいクラス
     ・みんなが楽しめるクラス
     ・けんかをしないクラス
     ・思いやりのあるクラス
     ・わらいがあるクラス
     ・心思いがあるクラス
     ・楽しいクラス
     ・勉強と休み時間をわけられるクラス
     ・みんなをはげますクラス
     ・おもしろいクラス
     ・やさしいクラス
     ・休み時間に遊ぼってさそえるクラス
     ・元気なクラス
     ・なかよしのクラス
     ・運動神経があるクラス
     ・友だちを助けてあげられるクラス
     ・ありがとうがたくさん言えるクラス
     ・ころんだ人を助ける声をかけられるクラス
     ・何もかもいっしょうけんめいがんばるクラス
     ・みんなで協力するクラス
     ・友だち関係がいいクラス
     ・フンイキのいいクラス
     ・ケンカをとめれるクラス
     ・低学年のめんどうをみれるクラス
     ・やさしい言葉を言えるクラス
     ・男女の仲がいいクラス
     ・まじめなクラス
     ・たすけあえるクラス
     ・みんなわらっているクラス

     わるいクラス
     ・わるくちのあるクラス
     ・ケンカが多いクラス
     ・仲のわるいクラス
     ・おこられてばかりのクラス
     ・ケンカをとめれないクラス
     ・いじめがあるクラス
     ・授業中うるさいクラス
     ・からかわれるクラス
     ・わらいがないクラス
     ・いやなあだなを言うクラス
     ・バカバカばっかり言うクラス
     ・もんくがいっぱいのクラス
     ・かげでいじめるクラス
     ・教室であばれまくってけがをするクラス
     ・言葉づかいがわるいクラス

     《子どもたちの後のふりかえり》
     ・みんなとなかよく考えたから楽しかった。
     ・考えるのがむずかしかった。
     ・みんなとなかよく相談できてよかったです。
     ・いっしょのグループでどんなクラスになるか考えるのは楽しかった。
     ・考えるのはむずかしかったけど、いいクラスにしていきたいと思いました。
     ・いいクラスは気持ちいいクラス、
      わるいクラスは気持ちわるいクラスになると思いました。
     ・「思いやり」がよかった。
     ・いっしょに考えたらいろんなアイデアが出てきた。
     ・ほかの人たちもやさしくしてくれました。
      とてもいい時間だったと思います。
     ・いいクラスとかいたところに、
      いろいろなことがかけたので楽しかったです。


  2 学級代表選挙
    ・立候補者を募る 男子5名 女子5名が立候補
    ・この10人には、このクラスの代表委員として活躍してもらうことを確認。
    ・名前と一言アピールして、みんなで投票。

給食のときに、結果を発表!

そうじ 初めてのそうじ  
    ・まだまだやりかたが分からないし、そうじ道具も足りていなかった。
    ・これから一年あるので、少しずつそうじのやり方やルールも、
     子どもたちとともに作っていこうと思う。

連絡帳
ギターで「高陽の森の歌」をみんなで歌う。
帰りのあいさつ
下校

「高陽の森の歌」の合格者  ただいま5名!


《今日のふりかえり》

・コルクマットを敷き詰めた「くつろぎと交流のスペース」はけっこういい感じ!
 まだ小さなスペースだけど、早くも子どもたちが群がっていた!
 こどもたちのくつろぎと交流にむけて、いろんなしかけを考えていきたい。
 今考えているのは、小さな交換ノート。
 先生が子どもたちの日々のいいことをつぶやく「いいことツイッター」の実践も
 参考にしながら、子どもたちの心をあたためる活動をスタートさせたい。
 将棋や協力ゲーム(オニミチ テガミチ)なども置いていくと、
 子どもたちも交流が深まりそう!
 教室内にこんなスペースがあるだけで、いろんなアイデアが生まれてくる!
 子どもたちもワクワクしているにちがいない。
 時間があれば、すぐに集まってくる。
 このスペースで子どもたちが何したいか聞いてみよう!

・クラスについて考えるビーイングでは、たくさんの言葉が生まれてきた。
 いいクラスのイメージも少しずつできてきたみたい。
 始業式から、ゲームや絵本の読み聞かせなど、様々な活動の中で、
 「こんな楽しい時間いいよね」
 「笑いがあふれるクラスにしたいね」
 「いやなあだ名で呼ばれるのってつらいよね」など、 
 たくさんの声をかけてきたのが、けっこう意味があったと思う。
 このビーイングの用紙を教室に掲示して、子どもたちと常にふりかえり、
 次の学級目標を作るときに役立てていきたいと思う。