きのくに子どもの村学園に行った!

和歌山県橋本市に、おもしろい学校があります。

きのくに子どもの村学園。
http://www.kinokuni.ac.jp/nc/html/htdocs/index.php

教科書がない!
チャイムがない!
宿題がない!
先生と呼ばれる大人がいない!(みんなニックネームで呼ばれる)
クラスに1年生〜6年生がいる!
料理のクラス、農業するクラス、大工さんのクラスなど、
自分の興味や関心をもとに、好きなクラスを選べる!
自分たちのやりたいことを、とことんやる!
体験しながら、考える!
ルールも自分たちで決める!
学校のルールもみんなで決める!
大人も子どもも一緒に考える。
そんな、ユニークな学校!
ボクの大好きな学校の一つです。

8月1日〜3日、
この学校でサマースクールが開かれ、
うちの娘が参加しました。

家族と初めて別れての二泊。
どんな体験をするのかな?

きのくに子どもの村学園は、
山間にある自然に囲まれた場所にあります。

このすべり台は、大工さんのクラスの子どもたちがつくったもの。
50メートルぐらいの長さがあります。

学校の敷地に、こんな起伏のある自然があるのって、いいな!
子どもたちは、五感いっぱいつかって、遊ぶことができます。

こんなブランコも!
楽しそう!

思わずやってしまいました!

娘も、やっぱり楽しかったよう。
初めて電気ドリルを使ったこと。
まっちゃん(スタッフ)のポケットに葉っぱをたくさん入れたこと。
自分で最後までつくった木の船で苦労したところ。
いろいろ話してくれました。

こんが学校が、近くにあったらいいのになあ!
心からそう思います。

この学校は山間にあるため、
7割の子が寮生活です。
残りがスクールバス等を使っての通学。
私立学校で、通学でも年間80万ほどの学費がかかります。

うちの娘が通うことは、
金銭的にも、まあムリなんですが、
可能なら通わせたいと思わせる魅力がいっぱいです。

また、公立学校で仕事をしている身としては、
いろいろ考えさせられることも多いです。

自分のやりたいことをもとに、積極的に主体的に学ぶことの大切さ。
身のまわりのルールを、自分たちで考え、つくっていく大切さ。
同じ学年だけでなく、いろんな年齢の子と一緒に学ぶ大切さ。
実際に体験しながら、手と心と体をいっぱいに使って学ぶことの大切さ。

こんな時間を中心にして、大切にして
教育活動を進めている「きのくに子どもの村学園」。
すばらしい!と、心から思います。
また、そんな場所を自分でもつくっていきたい!
強く思いました。

また、機会があれば、
この学校の授業を見学に来たいと思っています。